ゼブラマークの単語カードは「高木カード社」商品
恐らく日本中で、これを知りたかったのは私くらいではないかと思われる、
地味な情報。
このブログを初めて最初のころにゼブラマークの単語カードを見つけ、
当初はペン先のゼブラかと思っていたものの、
複数あった単語カードの箱に1枚だけ入っていた「高木カード社」のサービス券。
既にない会社らしいということだけわかり、
なんとなくすっきりしないまま。
単語カードやそのケースが好きになったきっかけなので、
ずっと気にはなっていました。
昨日も上記写真のものを入手しましたし。
そうしたら、先日ホシエスについて調べていたら、
見つけました、「高木カード社」を。
「全国文具紙製品商工業界団体史」(昭和35年全国紙工通信社)のメーカー紹介ページにありました。
これによると、どうやら単語カードの始まりが、初代高木茂雄氏による大正時代の事のようですね。
wikipediaの単語帳の項目でも
「古くからあったようだが」とかなり適当な表記になっています。
この会社が起源だとすると、なんだかうれしいです。
今までもやっとしていた単語カードとゼブラマークがすっきり収まりました。
ちなみに、昨日また単語カードたちが増えましたので
ご紹介を。(高木カード社とは関係ないです)
中は白いカードです。
箱のデザインが洒落ている単語カード。中のカードは細長いものです。
メーカー名が見つかりませんが、三省堂で販売されていたものです。
「自動単語暗証器用」とありますが、
昨日、このカードと全く別ルートで入手した単語ケースがこれ。
オートマチックカードケース!
自動暗証器ってこれ!?と思ったのですが、
多分この時代みんな似たり寄ったりの商品名だったと思われます。
別々で出てきたものが実はセットだったら面白いんですけどね。
セルロイドでできていて、つや消ししてあります。
よくあるタイプです。
そしてもう一つ、ゼブラのカードや黒いカードケースと一緒にあったとのことですが、
単語カードかどうかが微妙なのがコチラ。
女学生用の雑誌のおまけのようなデザインですが、
中の紙は白くてそれなりに厚みもあります。
「カード」と記載もありますし、単語カードと一緒にいたとのことで
単語カード、または元の持ち主は単語カードとして使おうとしていたのだと
いうことにします。
単語カードは集めている人がまずいないジャンルということなのか、
地道に集まってきます。
いつか、明治時代の高木カード社の単語カードを見つけたいですね。