輸入・廃番文房具の発掘メモ

古い文房具を集めています。見つけた文房具や資料を紹介しています。

ニューマンの芯、セーラーカートリッジ

旗の台の「ほうらいや」さん。
とても元気なお母さんがいます。
 
最初は、様子を伺われている感じでしたが
少し話すうちに、今度は話が止まらなくなりました。
 
「うちは、ぶんぼうぐ屋じゃなくて、貧乏だから”びんぼうぐ屋”っていうのよ!」
「嫁に来るとき、持参金を持ってこれなかったから、
今度(あの世に行くとき)は、たくさんもって行かないと駄目なんだけど、
貯まらないからなかなか行けないわ」
 
そんなちょっとくすっと笑える話を溌剌としてくれました。

そこで見つけたのは、芯です。
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上から2番目はmitsukanとあります。
下から2番目はKENTで、これは別のお店です。
それ以外は「NEWMAN」とあります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ロゴが古い感じで、素敵です。
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KENTは、外側にかかっている紙に時代を感じます。
30円くらいでした。
イメージ 3他の芯は、他に買い物をしたこともあり、
ほうらい屋のお母さんが「どうせいつか捨てちゃうものだからいいわ」といって
くれました。
芯も楽しいお話もありがとうございます。
 
 
太さは一番細いのが0.2ミリ。(写真一番下)
触るのが怖い細さです。
それ以外は太さがわかりませんが、
下から2番目がおそらく0.5ミリ、その次が0.7ミリくらいでしょうか。
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0.5と0.7はともかく、0.2の極細や、
KENTはこの芯を使う本体を見たいですね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
それからセーラーの芯も見つけました。
変わっているので買って見ました。
 
イメージ 5
イメージ 6イメージ 7
芯自体は0.5ミリですが、
変なカバーのようなものに入っています。
 
多分、金属部分を持ってカバーから抜き出して
本体にセットして使うのかな。。。。とか
勝手に創造しています。
 
黒いケースの0.5はほうらいやさんですが、
赤と白いケースの0.3ミリは
同じ日に雑司が谷の文房具屋さんで見つけました。
 
雑司が谷の文房具屋さんは色々見つけて勢いついていたのと、
今まで見たことがなかったものを
同じ日に別々の店で見つけたので
ご縁かと思って買ってきました。

これも本体がどうなっているのか見てみたいです。
 

余談ですが、ほうらいやさんに「古いもの」を聞くと
計算尺?というのを見せてくれました。
一見定規なのですが、
電卓が出来る前に掛け算をするのに使っていたそうです。
メモリをあわせると答えがわかるようになっています。
 
色々有るんですね。
ほうらいやさんはもう発掘済みですが、
お母さんに会いに行きたくなる文房具屋さんです。