丸善の目録の続きです。
この明治39年頃のカタログは、
ページ数の割には商品のイラストがあまり多くありません。
※後日修正:明治39年頃ではなく40年代と思われる。
明治39年に出版された書籍の再販案内が掲載されているため。(2019/7/13)
とはいえ、今まで使い方がわからなかった商品について
具体的な使用方法が記載されていたり、
宣伝文句が面白かったり
やはりとても味のあるものです。
「コピープレス」という商品も、
名前からなんとなく使用目的は想像できましたが
使用方法は知りませんでした。
この説明が載っていましたよ。
言葉の表記と漢字が難読ですが、使い方と注意点が
とても具体的に記載されています。
コピープレス、ちょっと欲しくなりました。(笑)
あと、私の好きな消しゴムも少し載っていました。
修正用「護謨」(ゴム)ですよ!
いいですねー。
メーカーや国、1個の具体的な形がわからないのが残念ですが、
この時代はほとんど米国のE・H・FABER製だったのではないかと。
そしてこの消しゴム隣のページに
びっくり感動しました。
輪ゴムです。
やはり感じで「輪護謨」です。
この細かさ。
色々なカタログを見ましたが、
輪ゴムをこのように、且つ繊細・リアルに表現しているものを
初めて見ました。
スゴイです。
意味もなく、輪ゴムファンになりました。
これから輪ゴムを集めてしまうかもしれません。。。。
いや、古い文房具の資料jは
とても楽しいです。