輸入・廃番文房具の発掘メモ

古い文房具を集めています。見つけた文房具や資料を紹介しています。

DUXポケット芯削器

中学生か高校生の頃、DUXのポケット芯削器を愛用していました。
カラフルな色、小さいのにシンプルで機能的に出来ているところが大好きで、何代か買い換えながら使いました。
おそらく、最後に使っていたものがこれです。
 
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難を言えば、ペンケースに入れておくと、
ボディのギザギザが次第に崩れてきますし、
割れてしまうこともありました。
最大の問題は、すぐに削り具合が甘くなってしまうことでした。
そこで、中に入っている刃のねじを締めなおしたりもしましたが、
何度もやると効果がなくなるばかりか、
中の削り器自体が割れてしまったりします。
交換用の削り器が確か100何十円かして、
大して金を持っていない学生としては
そんなにしょっちゅう買い換えていられないので、
もっとよく切れて安価なポケット芯削器を買ってきて、
不要な部分を折り取って形を合わせ、無理やり使ったりもしていました。

でも、このポケット芯削器が大好きだったんですよ。
 

そしたら、先日国分寺の山水堂で出会っちゃいました!
 
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山水堂さんは、古い文房具屋さんなんでしょうが、
リフォームされていて、お店はきれいになっていました。
でも、念のためと思い、
2階を見に行ったら、DUXの文字が目に付き、
ポケット芯削器が2個、きれいな状態であるではないですか♪
「待っていてくれたのね★」といいたくなります。
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この芯削器は、芯を差し込むところに金属のシャッターがあり、
削った芯がこぼれないようになっています。
 
 
 
 
 
 
 
 
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割と最近のモデル(現行かもしれません)には、シャッターがありません。
ちなみにこのモデルは分度器.comさんで買いましたが、
一時期表参道のデルフォニクスでも売っていました。
でも芯ホルダーを知らない人が見ると
この芯削器ってまったくもってなんだかわからないシロモノだと思うので、
商品としては微妙そうな気がします。
おそらくもう置いていないでしょう。
 
 
 
 
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この内部には、小さな削り器がはめ込んであります。
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 6こんなものが入っています。

昔は中の削り器は透明でない赤だった記憶があります。
グレーの削り器は、最近のものです。
紙の箱は、交換用の削り器が入っていたものですが、
分度器さんで買ったときにこれに入っていたのか、
昔自分が買ったときに、残しておいたものなのか
わからなくなってしまいました。
 

実は4年ほど前、このポケット芯削り器が分度器.comでも買えたので、
そのときいくつか買いました。
 
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ビニールに入っているのが、今回見つけたものですが、
同じ緑かと思ったら色合いが少し違います。
別物なのか、時代が違っていて色が変わったのかは
わかりません。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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私が持っているのは新しいものも、ぼろぼろのも入れて
全部で6個になります。

ちなみに、このほかに黄色のボディに上部が黒のモデルが
あります。

いつかまた出会えるといいな。