マックスの替え針と2号と3号と。
なかなか伝わりにくいところですが、
ちょっとうれしかったので。
骨董屋さんがホッチキスの針を見つけて来てくれました。
これです。
針?って感じですよね。
これ、ワイヤー式ステープラーの替え針です。
ワイヤー式ステープラーについてはコチラ。
本体は新品で入手したので、5000回分はあるものの、
替えがないと試し打ちや、イベントなどでご紹介するにも
恐る恐るになってしまうのですが、
この度まとめて入手することができました!
元のも合わせると2万回位ガチャガチャできます。
2万回になるとさすがに余裕です。
これは昭和30年くらいの物でしょうか。
そんなに古いものではないし
一般的なものではないのに、これを持ってきてくれた骨董屋さんは
これがなんだか知っていて
私に「本体持ってる?」と聞いてきました。
はい、持っています。お察しの通り。
プロはすごいですね。脱帽&ありがたいことです。
ちなみに、もし本体を持っていて針を探している方がいたら
お譲りできるかもしれませんので
ご連絡ください!
本体はないけど、本体を見つけたときの為に欲しい、
という方は、本体を見つけてからご相談くださいませ(^.^)
マックスついでに、少し前に入手したホッチキスも合わせてご紹介。
No3とNo2です。
どちらも現行品とほぼ形が変わりません。
でも変わっていないことを紹介することも
アリかなぁと。
NO.3、今もオフィスなどで使われている3号ホッチキスです。
これ、結構古いです。
Y.K.SMARTはマックスさんのまえの社名「山田興業」の頭文字と思われます。
マックスさんのサイトを見ると
昭和21年に3号の生産を開始したそうです。
社名をマックスに変更したのは昭和30年のことですから
その間につくられたものでしょう。
ロゴがあるともう少し時代がはっきりするかと思ったのですが、
通常「MAX」のロゴが入っているところは、、、
取れてしまったのか、文字が消えてしまったのか
何も書いてありません。
もし残っていたら、多分「MAX」ではなく「SMART」だったのではないかと思います。
そしてもう一つ、こちらはMAX時代のものですが
2号というちょっと珍しい型です。
一見すると同じ形ですよね。
ちょっと先端部分が長いところが違いかな。
並べるとこんな感じ。
奥がマックスの2号、手前が山田興業の3号です。
写真に写っていませんが、マックスの2号の方は
赤い「max」というロゴのプレートがついています。
昭和30年代のものでしょうか。
マックスさんのサイトのホッチキスの歴史で
「マックスとホッチキスの出会い」の項で掲載されている写真のホッチキスが
これと同じ2号ではないかと思います。
2号も3号もあまり変わりませんが、2号はもう製造されていないのかな。
3号については戦後すぐ位に作られたものと今の現行品で使われているものが
殆ど同じ形の、息の長い商品です。
でもホッチキスもどんどん進化しているので
遠からず3号ホッチキスも懐かしいアイテムになってしまうかもしれず
ちょっと記録を残してみました。